2019年3月30日号。<新連載のための、まったくもって長過ぎる助走・その13:東良美季>
おはようございます。ヨロンです。
皇居の桜は八分咲きくらいに見えました。寒さのせいか、思ったほど花見客はおらず。震えながら無理にビールと焼鳥で花見をしている人たちが痛々しく見えます。「酒を飲みながら桜を見るのが花見だ」と思い込んでいて、おそらく雪が降っても同じことをやるのでしょう。チコちゃんに叱られそう。
以前、私が小学校時代にロバート・A・ハインラインにハマっていた話を書きましたが、まさか東良さんもとは。そしてハミルトンやアシモフといった憧れの作家の名前が飛び出してくると、SF小説を夢中で読んでいた少年の頃の気持ちが蘇ってきます。
それにしても、なぜこれほど詳細に記述できるのでしょう。
記憶の糸をたどりながら、ひとつずつ確認をとっているのか。それほど強烈で鮮明な思い出となっているのか。そもそも作家というのは、そんな能力を備えているのか。そんなことをボーッと考えながら、自分もその場に参加しているような気持ちになっていました。
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