2020年５月４日号。＜緊急事態宣言延長で注目されること ／『心に沁みる掲示板のことば』第３回　お酒と掲示板のことば：江田智昭＞

＜緊急事態宣言延長で注目されること ／『心に沁みる掲示板のことば』第３回　お酒と掲示板のことば：江田智昭＞


　おはようございます。ヨロンです。

　すみません。昨日はタイトルを間違えてしまいました。日曜日は気が抜けてしまうのか、漆嶋さんのエッセイに安心して注意力が下がるのか（言い訳ですね）、どうも送信する前のチェックがおろそかになってしまうので、気をつけます。


　ただの延長ではなく、新たな施策が必要になります。
＜緊急事態宣言“5月31日まで”　全都道府県で延長へ＞
https://www.fnn.jp/articles/CX/39048
＜安倍首相は、4日午前開かれる諮問委員会に諮ったうえで、夕刻開かれる政府対策本部で、正式に延長を決定する。
また、延長にあわせて「基本的対処方針」が改定されるが、新たな方針の案では、特定警戒都道府県は、「これまでと同様の取り組みが必要」とする一方、それ以外の県では、「社会経済活動の維持との両立に配慮した取り組みに段階的に移行する」としている。
そして、感染拡大防止に向け、専門家会議が「新しい生活様式」を示すとしている。
安倍首相は、午後6時から記者会見し、こうした対応について国民に説明する方針。＞

　一昨日行われた専門家会議の会見は、前半の30分ほどだけ見ることができました。わかりやすい説明だったと思います。簡単に言うと「頑張って効果が出てきているけど、期待したほどではないので、もう少し頑張ろう」ということになるかと思います。
「もう少し頑張る」というのは、今の状態を続けるということですが、宿泊業がかなり深刻な状況となっていて、なんとか４月を乗り切れた飲食店も続けて頑張れるという補償はありません。10万円の給付も「早くて５月中旬で遅ければ６月以降」と当初お伝えしたとおりで、さらに遅くなってしまうところも出てきます。
　これは４月の緊急事態宣言のときの施策。本来であれば４月中に配り「これで乗り切りましょう」とするべきものなので、さらに延長となると、新たな困窮家庭や店舗、企業が出てくると見越して追加措置を考えなければなりません。
　本日午後６時から首相の会見があるので、延長の１ヶ月とその後の見通しについて、確認したいと思います。


　昨日お伝えした麺通団支援プログラムに関連して、「自分の行きつけの店も支援できないか」とか実施に向けてのアイデアなどいただいています。スピードが大事なのですぐにでも進めていきます。

　京都市下京区に「ときじく」というカフェ＆ギャラリーがあります。
http://tokijiku-kyoto.com/
　カレーとコーヒーのカフェ、個展が開けるギャラリー、布製品の製作、イベントや各種講座などを行っている素敵なスペースです。そして、こちらの守田雪子さんが『××な日々。』読者で、近況を連絡してくださいました。

　現在、コロナの影響でイベントやギャラリーは全てキャンセルとなり、カフェも閉めているそうです。そんな中、友禅職人のお父様、山下徹さんの作品を繋げていこうということで、Makuake というクラウドファンディングのサイトで友禅染のバッグを販売することになりました。

ときじくバッグで古典柄を日常に！【その１・流水】
https://www.makuake.com/project/tokijiku/

　このMakuake というのは、「アタラシイものや体験を応援購入しよう。」というコンセプトで、全国の素敵なグッズや体験イベントなどに支援を集めているサイト。グッズ好きな私としては、掲載されているものを見るだけで嬉しくなってしまいます。

　今回、守田さんから教えていただき、掲載の品物を見たところ、魅力的なバッグが出品されていたので購入させていただきました。
　京都に行かなければ買えないものが、こうした縁があって手に入れられるのは嬉しく、有り難いことです。
　眺めるだけでも楽しいので、ぜひご覧ください。


　江田智昭僧侶のコラム。今日はお酒の話から始まります。
「有難う」の反対は「当たり前」、というタイトルの意味が一瞬わからなかったのですが、読み進めていくにつれ、その深さに唸ってしまいました。そして、自分が今忘れてしまっているものを丁寧に教えていただいているような気にもなりました。

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『心に沁みる掲示板のことば』
第３回　お酒と掲示板のことば

　江田智昭（僧侶）