2020年5月13日号。<爆弾を抱えながら、コロナ対策も不況対策もまともにできていないのに検察庁法改正?:倉山満>
<爆弾を抱えながら、コロナ対策も不況対策もまともにできていないのに検察庁法改正?:倉山満>
おはようございます。ヨロンです。
東京麺通団が復活しました。今までは、うどんを頼み、好きな惣菜をお盆に乗せ、レジに並んで酒を注文する、という流れでしたが、これからしばらくは最初に注文だけして、出来上がると店員が持ってきてくれるという「フルサービス」方式。「フルサービス」というのは、聞いたことありそうで新鮮なことばです。
レジで並ぶのを避けようというアイデアですね。そして食べたらさっさと帰ってもらうという、立ち食いうどん店のような方式です。店内も混み合わないように調整するようですし、臨時とは言え手間が増えて店員も客も戸惑いそうですが、回転率は良さそう。
自粛が解除されても、しばらくは飲食店にとって受難の日々が続きますが、店も客も気をつけながら、早く賑わいが戻って欲しい。
ゴダイゴというと、今で言うJ-POPのさきがけと言えるバンドで、ニュー・ミュージック全盛のころに出てきた「まるで洋楽のよう」なスタイルが人気でした。プログレ期な要素もあり、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして、プロが憧れるバンドでもありました。
トミー・スナイダー、スティーブ・フォックスという外国人メンバーを擁し(ふたりとも日本語ペラペラで、スティーブは宮城出身)、ふとっちょキーボードのミッキー吉野、東京外語大卒業で流暢な英語で歌うタケカワユキヒデという超個性的なメンバーの中で、いぶし銀のように存在していたのが浅野孝已さんでした。
<ゴダイゴのギター浅野孝已さん死去 自宅で心肺停止>
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202005120000619.html
<ゴダイゴのギター、浅野孝已(あさの・たかみ)さんが亡くなったことが12日、関係者への取材で分かった。この日午前10時、都内の自宅で、家族が心肺停止の状態の浅野さんを発見、救急搬送されたが、死亡が確認されたという。68歳だった。>
私は、トミー・スナイダーさんとは一緒に開発を行った経験がありますが、浅野孝已さんはどこかのイベントで見かけた程度でした。ウィキペディアではグレコ(ギターメーカー)との協同が書かれていますが、ローランドのギター・シンセサイザーの開発にも尽力してくれました。
ゴダイゴというと「西遊記」の「モンキーマジック」や「ガンダーラ」などが有名ですが、私は何と言っても「銀河鉄道999」ですね。今でもカラオケに行くと歌います。
本当は、カラオケに行って追悼だとか何とか言いながらゴダイゴのヒット曲を歌いたいところですが、今は店もやっていないので、事務所で3年ぶりに弾き語りで「ひとり『銀河鉄道999』」を歌います。
いきなり話題は変わります。広島の河井案里・克行夫妻の公選法違反事件。いよいよ元法務相の河井克行氏の立件が見えてきました。
<河井前法相を立件へ 検察、案里氏巡り買収容疑>
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202005/CK2020051302000131.html
<自民党の河井案里(あんり)参院議員(46)=広島選挙区=が初当選した昨年七月の参院選を巡り、検察当局が、案里氏の夫の克行前法相(57)=自民、衆院広島3区=が票の取りまとめを依頼する趣旨で地元議員らに現金を渡した疑いがあるとして、克行氏を公選法違反(買収)容疑で立件する方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。>
秘書が有罪となったときに連座制適用で当選無効となるのは案里氏です。克行氏は実質的な関与が認められなければ逃げ切れる立場。しかし、実質的どころか司令塔として細かな指示も出していました。そして検察は、さらにその上を目指しているので、何度も何度も慎重な捜査を続けているのです。
検察と言えば、検察庁法の改正による検事の定年延長問題。
ネット上では賛否の応酬が激しく続けられているので、一昨日は両論併記的な奥歯に物が挟まったような表現で止めておきました。「『安倍が』というところだけにこだわると本質を見失うので、もっと広く考えよう」ということです。
そして、倉山さんに解説してもらえないかと思っていたところ、ズバリ書いていただけました。
最初に断っておきますが、この問題に関しては何も依頼していません。『××な日々。』では、書く内容に関して細かくお願いすることはありません。それぞれの専門家として好きなことを好きなように書いていただきます。
今日だけ「タイトルはヨロンさんが付けて」ということなので、私がタイトルを付けましたが、本文は一字たりとも手を加えず、そのままお送りします。
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爆弾を抱えながら、コロナ対策も不況対策もまともにできていない内閣が検察庁法改正?
倉山満(憲政史研究者)
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