2024年12月20日号。<最後のフィクサー死す / 天秤にかけられる / 三耕探究(第219回)有為転変:大塚耕平>

<最後のフィクサー死す / 天秤にかけられる / 三耕探究(第219回)有為転変:大塚耕平>

 おはようございます。ヨロンです。

 慌ただしい日々が続いています。師走ということで世間はわさわさしているのでしょう。

 読売新聞主筆の渡辺恒雄さんが亡くなりました。巨人元オーナーということで、プロ野球の発展に寄与したという高い評価がある一方で、「最後のフィクサー」と呼ばれ、政界に強い影響力を発揮し続けました。

<戦後政治に一貫関与 「終生一記者」フィクサー批判もー渡辺恒雄さん>
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024121900800&g=pol
<19日に死去した読売新聞グループ本社の代表取締役主筆の渡辺恒雄さんは、1952年に政治部に配属されて以来、日本政治の中枢に約70年関わり続けた。実力者の懐に飛び込み、時にスクープを放つ一方、激動の舞台裏で暗躍が伝えられたことも。「まるでフィクサー」との批判もあったが、生涯、「国益にプラスなら」とわが道を貫いた。>
<読売新聞主筆としては憲法改正試案をいち早く発表するなど、同紙の自由主義的保守路線を主導。一方で強烈な戦争体験を背景に戦争責任検証キャンペーンを展開するなどリベラルな一面もあった。「終生一記者を貫く」。渡辺さんが生前に建てた自身の墓には、晩年の中曽根氏から贈られたこんな墓碑銘が刻まれているという。>

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