2020年2月8日号。<一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第四三回「夏への扉」:東良美季>

 おはようございます。ヨロンです。

 神戸の朝。酷い二日酔いですが、気持ちはスッキリとしています。
私は晩酌をしないので、酒を飲むのは週に1回か2回。連日というのはめったに無いのですが、昨日は選挙のときの仲間が集って呑みました。
本当は、年齢を考えれば程よいところで止めるべきところ、「ワインはボトルで頼む」という変なこだわりがあり、昨夜も3~4人でボトル4本。だんだんろれつが回らなくなってきたのに、止めること無く飲み干して帰ってきました。
反省はするのですが、楽しいとどうしても歯止めが効かなくなってしまいます。それでも年齢を考えると、ほどほどで止めるようにしなければいけませんね。T-1君は酔うとハイになり、滑舌が良くなるという体質なので、泥酔しているのかどうかわかりません。不思議な奴です。

昨日、メールをお送りした後にニュースを確認したところ、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から新たに41人の感染者が確認されたという速報が流れていました。
3,600人中の273人を調べていて、61人の感染者。他にもいると考えるのが当然でしょう。乗客は部屋に監禁状態となっているので、今後の広がりは防げるとしても、すでに感染している乗客乗員から症状が出てきた場合に対応できるのか。更に今回は香港で下船した男性の感染が確認されたために、このような事態となったわけですが、他の船も可能性はあるわけで、知らないところで広がっているということも考えられます。

 国会では、北村誠吾・地方創生大臣が公文書管理について珍答弁を繰り返し、頭を抱える状況となっています。官房長官候補でもある加藤勝信厚労相は優秀だとしても、内閣全体での信用が崩れていく状況は早い立て直しが求められます。週明けにも安倍首相が新型肺炎に関して新たな対策をまとめるということですが、月並みな言葉でいうと「真価が問われる」事態となっているのは明確です。

トーラさんの「僕エロ」は「夏への扉」。ハインラインのファンの私は、一瞬「おお!」と唸りました。SFファンタジーの名作。まさか「夏への扉」が登場するとは。
「夏への扉」は新訳版も複数あり、評価も様々ですが、あまりSF小説を読まない方も、SFとは意識せずに読めると思います。ぜひ手にとってみてください。

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一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第四三回「夏への扉」

東良美季(作家)

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