2020年5月16日号。<#最初の晩餐 はどこにしましょうか / 一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第五七回「光ある限り」:東良美季>

<#最初の晩餐 はどこにしましょうか / 一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第五七回「光ある限り」:東良美季>


 おはようございます。ヨロンです。

 昨夜は遅い帰宅となりました。「東京も人が戻ってきた」というニュースが流れていますが、さすがに終電ともなればほとんどいません。いつもなら金曜日の終電は酔っ払いで混み合い、タクシー乗り場は長蛇の列となりますが、そんな光景が見られるのはまだまだ先ですね。

 もう混んでいる電車には乗りたくはありませんが、少々賑わいは戻ってきてほしい。
 こんな企画を見つけました。
「#最初の晩餐」
https://the-first-supper.net/
<元通り出掛けられる日が来たら、
あなたが行きたいお店はどこですか?誰と何を食べたいですか?
ここに投稿できるのはあなたにとって“最初の”晩餐となる、
たった1つのお店たち。>

 コンセプトが素敵ですよね。
 どんな企画だろうと少し検索したところ、まず3月にDVD化された映画に当たりました。
『最初の晩餐』
http://saishonobansan.com/
 昨年公開されていたんですね。知らなかった。
 これはこれでオススメ映画企画に入りそう。予告編を見ただけで「ぜひ観てみたい」と思わせる映画です。

 しかし、関係あるのかわかりません。どなたかご存知ですか?
 さらに見てみると、企画の「UBSNA Inc.」は福岡の志賀島にあるらしい。40年前に私が溺れかけたところ(苦笑)。そして制作・運営も福岡の「CARAKURI WORKS」という会社でした。

 これは面白い。デザインも良いし、福岡というのも良い。ポンと置かれている感じも好感持てる。こうなると背景を知りたくなるのですが、そのうちどこかで紹介されるでしょう。


 レナウンが倒産しました。業績が悪化していて、会社内でも問題があったところにコロナが止めを刺したようです。コロナばかりが注目されて忘れられそうになっていますが、今年の頭には消費増税の影響で景気は悪くなってきていたので、他にも出てくるのではないでしょうか。業績を伸ばしているところもある一方、力尽きるところも出てきていて、相当数がギリギリのところで踏ん張っている状況がどこまで続くのか。「『最初の晩餐』はどこにしようかな」と考えていられるのは、まだ幸せなことなのかもしれません。

 それはそうと、福岡行きたいなあ。


 突然ですが、「僕エロ」は来週が最終回となるそうです。そのあと、トーラさんに想いを伝えていただける機会を持ちたいと思います。そして新たな企画はあるのか。

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一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第五七回「光ある限り」

東良美季(作家)

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