2020年5月30日号。<医療従事者に感謝を / 一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。~連載を終えて~「長いあとがき・その1」:東良美季>

<医療従事者に感謝を / 一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。~連載を終えて~「長いあとがき・その1」:東良美季>

 おはようございます。ヨロンです。

 昨日は、ブルーインパルスが医療従者に感謝の意を示すアクロバット飛行を行うということで、産経新聞のライブ配信を見ていました。
 すると、音声が立体のように聞こえてきました。「産経すげえなあ」と思っていたところ、どうも窓の外から聞こえるので慌てて駆け寄ったところ、市ヶ谷あたりから永田町方面にかけて白く細長い雲が見えました。

 これには感動しました。
 ちょうどそのころ、橋本岳さんもFacebookで「ブルーインパルス見えました!」と写真を投稿していたので、厚労省職員も窓から身を乗り出して見ていたことでしょう。
<【動画】東京の空で華麗なアクロバット ブルーインパルス、医療従事者に感謝>
https://www.sankei.com/politics/news/200529/plt2005290021-n1.html
<航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」6機が29日昼過ぎ、東京都心で、新型コロナウイルスと戦う医師や看護師ら医療従事者に感謝の意を示すアクロバット飛行を約20分間披露した。>

 私のタイムラインには、自衛隊や税金の使い方に厳しい人も多くいるため、感動ばかりではなく「税金をこんなことに使わずに、もっと緊急に必要とされることに使うべきだ」という投稿もひとつふたつ見られましたが、私は純粋に感動しましたし、これで医療従事者が励まされるのであれば意味はあると言えます。

 税金の使い方で言えば、巨悪が疑われる件が発生しているのでこちらを徹底的に調べてもらいたい。
<給付遅れるコロナ「持続化給付金」 769億円で受託した法人の不透明な実態>
https://www.tokyo-np.co.jp/article/31661?rct=economics
<新型コロナウイルスの影響で売り上げが半減した中小企業などに最大二百万円を給付する政府の持続化給付金で、給付遅れが相次いでいる。実際の給付作業は、大手広告会社の電通や人材派遣会社のパソナが設立した一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」に業務委託されている。約二兆三千億円の給付用資金を扱い、国から七百六十九億円の委託料が払われているが同法人は給付遅れに「回答を差し控える」とコメント拒否。実質的な運営形態も開示しておらず公共事業として不透明な面が目立つ。>

 電通、パソナと言えば、きな臭さばかりが感じられるわけで、勝谷さんならカーっとなって突っ込んだでしょうね。私は電通と直接仕事したときに、その錬金術の一端を垣間見て「数百億や数千億が動く大企業はここまでやるんだ」と変に感心したところがあり、法に則って収益を回すことには比較的寛大ですが、適当に税金を回し、裏を突いて懐に入れるようなやり方は徹底的に解明されるべきだと思います。こんなことをやっているから、スーパーシティ構想や数々の公共事業の裏の人脈もいろいろ詮索されるのです。


 きな臭さということでいうと、先の自衛隊にも多少は関係してきますが、中国の香港国家安全法制定による香港の現状と米中の関係悪化にも注目しています。
 日本の立場としては、米国の後ろをついていくような感じで、方向性は合っていると思いますが、中途半端に嫌味を小出しするようなやり方ではなく、中国に対してコロナ発生とその後の対策を強く批判し、香港の民主化を守るための声明を発表するくらいはやるべきでしょう。
<中国が香港国家安全法制定へ、論点と今後の課題>
https://jp.reuters.com/article/china-parliament-hongkong-idJPKBN2350OK


 昨日の早白千秋さんの解説に対してはいくつかコメントをいただいたので、全部転送しておきます。私は自分が完全に理解できていなかったために、特にコメントは避けましたが、今後もこのような解説をいただければ、政治的・思想的スタンスに関わらず掲載していきます。


 血気酒会は、その前に3時間に及ぶ2つの打ち合わせがあったために、日本酒を買う余裕も無く始まりました。新たに購入した15.6インチモニターから微妙に音が出ていたために、最初は違和感がありましたが、特に大きなトラブルもなく、ダラダラとオンライン飲み会を進めていきました。

 後半、奥の部屋で作業していた迂闊屋から「Zoomのミーティングルーム機能をテストしてくれ」と強く頼まれて、やろうとしたものの、うまくできませんでした。
 Zoomでは、たとえば30人参加したときに、5人ずつがテーブルに分かれて議論するようなことができます。「ブレイクアウトルーム」機能というのですが、このボタンが出てこなかったのです。参加してくれていた経産省の小神さんにも教えていただき、マニュアルも送ってもらったのですが、どうしても同じ画面にならない。
 帰宅後に確認したところ(酔っていてもこれはやるのです)、設定で「ブレイクアウトルーム」にチェックを入れるところを、「リモートサポート」機能がオンになっているとブレイクアウトルーム機能は使えないという仕様になっていて、リモートサポートをオフにして、ブレイクアウトルームをオンにしても、一旦ミーティングを終了させて再度立ち上げ直さないと設定が効かない、ということがわかりました。文章だけだとわかりにくいですね。

 血気酒会で使うことは無いと思いますが、今後のオンラインミーティングで使う機会はありそうです。
 その設定をあれこれやっていたために、T-1君と小神さんとの経産省の取り組みについての話に入ることができませんした。これも帰宅後に聞いてみると、メルカリやヤフーオークションなどでのマスクやアルコール消毒液などの転売対策といった大事な話をしていたので、もし次回にその後の経過がわかれば、ぜひ取り上げさせてもらいたいと思います。T-1君よろしく。


 トーラさんの「僕エロ」連載終了については、多くの惜しむ声が送られてきました。
 6月からの新連載も楽しみにしていただきたいのですが、その前に「僕エロ」についての連載後記的な解説を入れていただきます。
 最初は一回で終わるかと思っていたのですが、数回にわたるそうで、これが面白い。今まで読まなかった方も、この解説を読むだけで、小説の時代背景がよくわかります。自分の80年代前半のころを思い出しながら読んでみてください。

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一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。~連載を終えて~「長いあとがき・その1」

東良美季(作家)

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