2021年5月7日号。<短期決戦からダラダラ延長へ / 三耕探究(第33回)「タワマン建替問題」:大塚耕平>
<短期決戦からダラダラ延長へ / 三耕探究(第33回)「タワマン建替問題」:大塚耕平>
おはようございます。ヨロンです。
昨夜の血気酒会では、ヤマハで知財(知的財産)を担当している斎藤さんに、著作権問題について伺いました。もともと事務所に来ていただくことになっていたのですが、緊急事態宣言中ということもあり、Zoomでの参加となりました。
音楽教室というと、子供たちがクラシックのテキストを前にドレミファミレド…と練習する姿を思い浮かべますが、「エルトン・ジョンの『ユア・ソング』をピアノで弾けるようになりたい」とか「サザンの曲をギターで弾けるようになりたい」という理由で入会する大人も多く、そうした場合にJASRACが著作権料を徴収しようということになります。
路上ミュージシャンがコピー曲を演奏する場合、空き缶やギターケースを開けて投げ銭が入れられるようになっていると、それは著作権料徴収の対象となるそうです。
問題は、適正に申告されるのかということと、不正を摘発できるのか、ということ。
路上ミュージシャンで申告している人はほとんどいなさそうですし、音楽教室でも、正確に申告できているかというと疑問が残ります。
JASRAC側からしても、チグハグな対応になってしまうので、今までわかっていながら手を付けてきませんでした。仕組みを変えることが無いまま今後取り組むということにしたので、問題が表面化しました。ここでもキーワードは「チグハグ」。
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