2021年8月7日号。<大潟村とソーラーカーと五輪と消毒と / 映画・音楽・本について今、僕が語ること。~第五三回「ジェイ・マキナニー『ランサム』をめぐる幾つかのこと」:東良美季>

<大潟村とソーラーカーと五輪と消毒と / 映画・音楽・本について今、僕が語ること。~第五三回「ジェイ・マキナニー『ランサム』をめぐる幾つかのこと」:東良美季>

4時起床、大潟村。
おはようございます。n_wakaこと若松尚利です。

秋田県大潟村。かつては琵琶湖につぐ大きさだった湖を干拓して昭和39年に出来た村です。
前回の東京オリンピックの時にはまだ出来て10日目です。行政組織として出来て10日目ではなく、本当に土地が出現して10日目
沖縄や小笠原、あるいは合併したされた市町村を別とすれば、前回の聖火リレーの時には存在しなかった村ということになります。そんな村で、私、聖火ランナーとして走らせてもらいました。

一応、ご存じの方も多いと思いますが、海や湖に土を盛って陸地を作る埋め立てと違い、干拓は海や湖を堤防で仕切り、内側の水を汲み出したり乾燥させたりして陸地を作り出すのが干拓です。
そうやって出来た村ですので、基本的には湖の底そのままに平坦です。
秋田県の天気予報を春先に見ていると「県内は大潟村を除く全ての市町村になだれ注意報が出ています」というフレーズをしばしば聴くことがあります。それは村に山が存在しないからです。
ただ、大潟村には、大潟富士という人工の山があって、その頂上の標高が海抜0mとなるのが売り。つまり村の地面は全て海面下にあることになります。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

既存ユーザのログイン
   
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!