おはようございます。夏休み中のヨロンです。
注目の埼玉県知事選挙は、前参議院議員で野党統一候補となった大野元裕氏が当選となりました。
大野もとひろ 923,482 当
青島けんた 866,021
浜田聡 64,182
武田信弘 40,631
櫻井志津江 34,768
選挙戦に入ったころは大野氏が若干リードしていたものの、中盤で抜かれましたが、最後に逆転した形となりました。まさに激戦。
今回は、三浦博史、松田馨という日本を代表する選挙プランナーの師弟対決となり、松田君が師匠を破りました。青島氏は知名度では大野氏を圧倒していて「勝てる候補」だったため、今回の勝敗は選挙業界(そんなのがあるとして)で世代交代が起きたことを示します。
三浦さんはいつものように争点を外した空中戦を主体に進め、菅官房長官も入ったのですが、頼みの進次郎氏は最終日に埼玉に来ていたものの、応援には入りませんでした。
一方大野氏は、知事選の常識と言われる県内くまなく回る作戦をやめて、終日駅前に立つという市議選のような選挙戦を徹底し、発信する情報も明るいもので通しました。
実は、これは2年前の兵庫県知事選挙でやろうとしていたことで、結果論にはなるけれど、藤川晋之介事務局長と松田馨選挙プランナーを擁するはずだった勝谷誠彦チームは、安倍さんからの電話で勝谷さんが出馬を一度やめなければ勝てていたと、今でも思っています。
ただ、兵庫県は創価学会の大量票が井戸側に動きましたが、埼玉県では学会票はまとまりませんでした。さらに、今回は現職の上田知事が大野氏を支援していました。これらは兵庫ではありえない状況。
そして、後半出てきた行田邦子氏のビデオ。病室で無理矢理撮影したかのような暗いビデオで、行田氏は青島氏の支持を表明しましたが、これも多少は逆効果になったおそれもあります。彼女が今後行われる参院選埼玉補選に、自公推薦として出ることは無いでしょう。
残りの3人で14万票近くも取ったことは意外とも言える結果でしたが、N国党の6万は、現在のN国党の露出度を考えると少ない。衆院選の戦略を立て直す必要がありそうです。
埼玉県は、立憲民主党の枝野代表のお膝元でもあるので、そこを制したことでなんとか面目を保ったことになります。参院補選や衆院選に向けても好材料となるでしょう。
しかし、この週末に行われた読売新聞の世論調査では、安倍内閣の支持率は前回から5ポイント上昇して58%となり、自民党支持率はほぼ横ばい。立憲民主党は5ポイント落としています。勢いに乗るのは良いけれど、調子に乗ると勝てる選挙を落とすことになります。この間の参院選は選挙戦略のミスが目立ち、現在でもちゃんと総括が行われているとは言い難いので。
昨日、フルマラソンコースを走ってみたのですが、3週間ぶりのランとなり、なんと500mでギブアップ。苦しみながらその後、なんとか7キロくらいまでは走ったのですが、そこからは走ったり歩いたり。結局、3時間近くかかってしまいました。
原因ははっきりしていて、肥満です。T-1君にバカにされたときが72キロでした。身長が166センチなので、肥満と言えるでしょう。そのときから3ヶ月で5キロダイエットしましたが、結局戻ってしまいました。アキレス腱を痛めたのも、たぶん体が重すぎたのでしょう。
これから10月に「東京30K」と大阪リレーマラソンがあります。そして11月には横浜フルマラソン。
日本テレビの水卜麻美アナウンサーが残暑の中、24時間テレビでフルマラソンの距離を、6時間09分48秒で完走しました。2ヶ月前から準備を始め、265キロを走ったということです。これは、ほぼ毎日4キロ~5キロ走っていたことになります。とりあえずの私の目標も横浜マラソンまでに250キロということにしたいけれど、これは難しそう。彼女は2012年に東京マラソンに出て、5時間24分14秒で完走しているので、すでに私よりは先輩なのですが。
いちばん大事なのは、痩せることですね。横浜マラソンまでに5キロ痩せます。
高野登さんもマラソンをします。これがなかなか速いのです。あの引き締まった体型を見ればさもありなんといった感じで、高野さんがマンハッタンの早朝を走っているところは絵になるでしょうね。
今回のコラムは前々回の続きとなります。地元の人でも危ないと言われているアパートを借りてしまった高野青年は、はたしてどうなったのか。
内容を忘れてしまった方は、こちらからご覧ください。
https://seironsuigei.jp/2019/07/08/14827/
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「~ ポリスが来た夜のこと ~ ホテルキタノ時代」
高野登(人とホスピタリティ研究所 代表)
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