2020年7月3日号。<香港は明日の日本か / 都知事選の最終予想 / 勝谷誠彦の××な側面「緊張と緩和」:T-1>
<香港は明日の日本か / 都知事選の最終予想 / 勝谷誠彦の××な側面「緊張と緩和」:T-1>
おはようございます。ヨロンです。
昨日は一昨日と打って変わって火傷するほどの暑さ。炎天下での撮影となったため、腕や顔はジリジリと焼けていき、真っ赤に。時計の後もくっきり残り、夜風呂に入ったときは痛さで悲鳴をあげてしまうほどでした。そして今日は、雨が予想される中でのライブ配信。これで一段落するとは言え、無茶なことしているな、と思います。
香港が心配です。7月1日に施工された国家安全維持法で「一国二制度」崩壊へ。イギリスのボリス・ジョンソン首相は「香港国家安全維持法は1985年の英中共同声明を『明確かつ深刻に侵害』している」として非難し、他の国も追随する姿勢を見せていますが、日本は強いメッセージを出せず、まだ習近平を国賓で呼ぶかどうするか議論している状況。
<習主席国賓来日の中止要請 香港国家安全法で自民が非難決議へ>
https://www.sankei.com/politics/news/200703/plt2007030003-n1.html
<中国による香港への統制強化を目的とした「香港国家安全維持法」をめぐり、自民党がまとめた非難決議の内容が3日、分かった。すでに同法違反を適用した逮捕者が出ていることについて「重大で深刻な憂慮」を表明。日本政府には、延期の状態となっている習近平国家主席の国賓来日の中止を求めた。>
コロナで弱体化した日本に対して、中国はどのような態度に出てくるのか。無視できない大国であるからこそ、日本はどっちつかずの姿勢でいるのではなく、今後の進み方を示すべきでしょう。今だからこそ、政府には強い態度を望みます。
経済だけでなく政治まで悪化している東京では、盛り上がらない知事選があと2日となりました。そして、数字だけ見ると緊急事態宣言のときよりも悪いのに、小池都知事の緊急会見は「政策発表」ではなく「感想とお願い」。新宿や池袋に対して客に自粛要請をして店を放っておくというのは、結果として飲食店を潰すことに繋がります。店に対する要請ではないので、今回は休業補償も無い。店にとっては死活問題なので、それでも営業は続けるでしょう。客は減っても感染が減るとは限らない。そして都民のイライラは増していくばかり。
そんな状況なのに、小池圧勝の情勢に変化はありません。小池陣営には参謀として選挙プランナーの松田馨君が入っていて、「何もしない」という戦略に出ています。
松田君は親友ですし、今日本で最も優秀な選挙戦略家でもあるので表立った批判はしたくないのですが、この戦い方は良くない。それは彼もわかっています。勝つことが使命なので、戦略としては正しいのですが、選挙なのに有権者に何も訴えないというのは、民主主義を否定していることになる。都民は小池都知事を替えるべきだと私は思います。
「なぜ小池が猪瀬超えの最高得票となるのか、根拠を聞きたい」というメールをいただきました。
最初のうちは、私は「小池は300(万票)ぐらいかな」と血気酒会でもT-1君にも言っていました。さすがに、実績も無く無策の知事を圧勝させるほど都民は馬鹿ではないと思っていたからです。
ところが、選挙が始まって出てくる情勢調査を見ると、どれも「60~70%が小池に投票するという」という結果が出てきているのです
。これは、投票率が60%とすると、420~480万票に匹敵します。
このままコロナが収束して経済が回復基調に入ると、450くらいは行くのではないか、と予想しました。
ところが、感染者数が再び増え始め、依然としてリーダーシップは発揮せず、選挙運動もしていない状況では、結果も変わりそうです。投票率も低くなるでしょう。
最終の予想としては、圧勝ではあるけれど400は行かないように思えます。
2位は、なんとか宇都宮健児氏が入りそうです。依然として山本太郎氏の票が読めないのですが、思ったほど伸びていないように感じます。そうなると、堅実な基礎票がある宇都宮氏が2位か。ただ、90万台には届かないのではないか。
3位は山本太郎氏が宇都宮氏と競る形となるでしょう。ひとり10万円はインパクトがあったけれど、都民に広く浸透させるまではいかなかった。
4位が小野泰輔氏。一時は30も行くかどうか、というところでしたが、上昇傾向にある維新ブランドと消去法で50超えなるかどうか。
それ以外は立花孝志氏と桜井誠氏が10万前後。私の中ではスーパークレイジー君・西本誠氏の評価がかなり高くなっていますが、5~10万くらいか。
これはあくまでも勝手な予想です。妄想と言ってもいいくらい。
このような選挙予想は全く意味がないように見えます。単に遊びに見えるかもしれない。それでも、私は以前から講演会や執筆でも「予想ごっこで賭けしても良い」と主張しています。
まずは関心を持つことが大事だからです。結果が希望するものでなかったとしても、投票することで自分の意識が変わり、政治家にプレッシャーを与えることができる。
「あなたの一票で政治は変わらなくとも、あなたが変わることはできる」
これはもう10年以上言い続けていることです。まずは関心を持つことが政治を変える第一歩だと思うのです。
お待たせしました。久々の、T-1君による「勝谷メモリアル」。
最期の10年間。勝谷誠彦を最も多くの時間を共にし、勝谷にとってなくてはならない「相棒」だった男の手記です。
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勝谷誠彦の××な側面「緊張と緩和」
T-1(勝谷誠彦マネージャー)
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