2020年2月15日号。<記者会見で口裏合わせ? / 一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第四四回「君が僕を知っている」:東良美季>

 おはようございます。ヨロンです。

 昨日はバレンタインデーでしたね。私は今週唯一の休肝日だったので、ニュースをチェックしていて分かる程度でした。
だいたいバレンタインデーとかクリスマスは、勝谷さんが「毛唐の文化や企業の思惑に汚れやがって」と怒りまくる日になっていましたが、単にモテないだけでしたね(笑) そんなことを言うと、顔を赤くして怒っていましたが。
今年は例年に比べて街も静かなような感じがします。私のまわりだけかな。

新型肺炎関連のニュースは増えたように思えます。国内での感染者が全国に拡がって来ていることに加えて、「ダイヤモンド・プリンセス」の対応が海外から非難されているのもあるのでしょう。自民党議員がひとり5千円ずつ強制的に中国に寄付するといった、二階幹事長のわけのわからない方針もありますし、書き置きたいことばかりです。
『××な日々。』は、さまざまな分野のプロフェッショナルや、当事者がおられることは何度もお伝えしています。この新型肺炎に関しても、橋本岳厚生労働副大臣は前線で対応にあたっていて、昨日はiPhone2千台をクルーズ船の全客室に配布して、乗客や乗組員とのコミュニケーションにつなげようとしています。
さらに、中国在住の方や、ダイヤモンド・プリンセスの製造に関わる方もおられるので、明日はお伝えできるでしょう。

対応はいろいろと批判を受けていますが、これから国をあげて新型肺炎に向かっていかなければならない中、IR疑惑で逮捕されていた秋元司議員が保釈されました。
記者会見を開いて全面的に否定するという、検察と真っ向から対決する姿勢を見せたことは驚きでした。
<秋元被告会見 検察側「口裏合わせ」懸念>
https://www.sankei.com/affairs/news/200214/afr2002140042-n1.html
<起訴内容を全面否認しながら保釈され、その2日後に記者会見した秋元司被告。保釈条件に事件関係者との接触制限も盛り込まれたが、公の場で無罪主張を繰り広げた。検察側は秋元被告が自由に発言することで、事件関係者との「口裏合わせが可能」(幹部)などと反発を強めている。>

 これは非常に興味深い。「俺は全面的に否認するから、それに合わせろよ」と関係者に伝えていることにもなるのですね。今までこんな会見は記憶がありません。河井克行・案里夫妻の疑惑も捜査が止まっているように見えるし、検察人事と絡めても、東京地検と広島地検の現場の戦いは、正念場を迎えることになります。

今日の「僕エロ」は、鎌倉江ノ電、ピンク映画と日活ロマンポルノ、『ギャランドゥ』やロシアなど、コメントしたくなるようなキーワード満載で、さらに東映ヤクザ映画のようになってくるという展開。
一瞬、松田優作が登場しそうな気もしました。どうなるんだろう。

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一九八二年、僕はエロ本の出版社に入った。 第四四回「君が僕を知っている」

東良美季(作家)

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