2020年7月7日号。<逃亡の旅 第42回 ~女坂に逃げる~:花房観音>
<逃亡の旅 第42回 ~女坂に逃げる~:花房観音>
おはようございます。ヨロンです。
今日も九州の豪雨は続き、範囲は西日本から東日本まで広がってくるようです。
先日お伝えした線状降水帯によって、局所的な豪雨が移動し、より甚大な被害が出てきます。
現在も石川、長野、静岡といったラインに土砂災害警戒情報が出ているので、居住地域が該当しないとしても、大雨に弱い地域では準備をしておいた方が良さそうです。
ちょうど一昨年の今の時期に、橋本岳さんと「ヨロンブス」第1回対談を行い、その翌日に岡山での大雨被害が報告されて、岳さんは岡山に飛び、そのまま被災地対応に取り組みました。
そして、昨年は九州北部の豪雨被害。「災害は忘れたころに~」などと言いますが、これだけ同じ時期に続けて発生すると、来年も「起こること」として何かしらの対策が必要となるでしょう。
昨日は、10時半から打ち合わせの予定だと思っていたので、朝は結構急いで出かけたのですが、現地について1時間早すぎたことがわかりました。タリーズコーヒーで時間を潰してから予定どおりに打ち合わせを行い、午後は別の打ち合わせをウェブ会議ツールのWherebyを使って行いました。夕方からは兵庫県知事選で一緒だった読者のA君が訪ねてきてくれたので、そのまま3時間もコーヒーだけで選挙や動画談義。一日中喋っていたら、夜はヘロヘロになってしまった。
A君は、都知事選に出た桜井誠氏や立花孝志氏の取材を長くやってきていたので、今回桜井氏がなんで17万票も獲得できたのかという話題にもなりました。簡単に言うと、やはりネット、特に動画の活動がかなり大きい。プラットフォームを変えながら、確実に一定層の支持を捕まえておき、中韓に対する表現は続けながら、減税や負担減のコロナ対策を具体的に打ち出したことが、前回より得票を伸ばしたことに繋がったと言えます。
それにしても立憲民主党はダメですね。3ヶ月後には解散が予想されるというのにトホホな状態です。
枝野幸男代表が都知事選の投票日当日に、「宇都宮餃子」を宇都宮候補とかけてツイッターで投稿したのは頭を抱えるくらい情けないことですが、
<「枝野首相」指名なら一本化 次期衆院選の野党共闘で-立憲代表>(時事通信)
いまだにこんなことを言っているのを見ると、下がってきたとは言え、30%~40%の支持率を内閣が維持している理由がわかります。
私は、野党が緊張感を持たせるくらいに強くないと、与党がダレて国政が弱体化する、という意見なのですが、まずは自民党内での自浄作用に期待するしかないようです。
「野党統一」とか、「野党共闘」などという“運動臭い”表現も変えたほうが良いのですが、これについては持論を固めているので、近々明らかにできると思います。
少し前になりますが、iPadで原稿を書いているとお伝えしたところ、「iPadの使い方などあれば紹介してほしい」というメールをいただきました。
iPadというのは不思議なもので、今まで所有者の多くがパソコンの代わりにならないかと考えてきました。Windowsのタブレットはそもそもパソコンなので、そんな意識は沸かないのですが、iPadは「スマホでも無いしパソコンでも無いけれど、メインマシンとして使えるようになったらいいな」という気持ちが出てくるのです。
私も初代iPadから8台目になりますが、やっと使い方のひとつの解を見つけました。ここで紹介しようかとも思いましたが、iPadユーザーはごく限られると思うので、久しぶりにブログにしてみました。興味のある方はご覧ください。連載第1回です。
ポイントは、「パソコンと半分くらいの割合で使うと、気が楽になり新たな可能性が出てくる」というもの。
https://note.com/yoronsan/n/n4f2ce5aec2d3
観音さんのエッセイ。毎回思うのですが、文章が映像に浮かんできます。映像を制作するのは楽しいものですが、こうして文章から映像を想像できるというのもいいものです。
今日は七夕なんですね。そんなロマンチックな日に、観音さんの女性についての表現に接することができるのは贅沢だなあ、と思います。
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逃亡の旅 第42回 ~女坂に逃げる~
花房観音(小説家)
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