2020年7月29日号。<「インパール作戦」化したアベノマスク / 史上最低の野党第一党党首は誰か? 第1話 床次竹次郎:倉山満>

<「インパール作戦」化したアベノマスク / 史上最低の野党第一党党首は誰か? 第1話 床次竹次郎:倉山満>

 おはようございます。ヨロンです。

 梅雨が延びる中、大雨の影響が東北に移っていき、最上川の氾濫で山形県が心配な状況となっています。
<山形 最上川中流で氾濫 雨やんでも水位上昇のおそれ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c18445c7e7fac3dacc8a672d0a42e703c92bd9b
<活発な梅雨前線の影響で、東北を中心に記録的な大雨となっていて、山形県を流れる最上川の中流では氾濫が発生している。
28日から東北を中心に降り続いた記録的な大雨の影響で、大石田町を流れる最上川中流では、午前0時10分、大雨警戒レベル5にあたる氾濫発生情報が発表された。>

 最上川は、山形県だけを流れる川で、芭蕉の「五月雨を集めて早し最上川」とあるように、「日本三大急流」のひとつ(他は富士川と球磨川)。先日酒田市で見たときは、ゆったりとしたおおらかなイメージだったのですが、あれは下流だからですね。
 地図を見ると、中流でヘアピンカーブのようなところが何箇所かあり、ここでは相当な負荷がかかっていると思われます。すでに雨がやんでも雨量は増しているため、今日一日は要注意です。


 「そろそろあの話題は取り上げますか?」というメールが来ます。
会員向けの記事ですが、無料会員でも読めるので一応リンクしておきます。
<布マスク、今後さらに8千万枚を配布 不要論でも発注済>
https://digital.asahi.com/articles/ASN7W5SR4N7NUUPI007.html
<厚労省の担当者は「必ずしもまだ十分マスクが行き渡っていると言い切れない状況の中で、布マスクを配ることで需要を抑制する効果は十分認められる」と説明。一方で、今後新たに布マスクを発注する予定は「現時点ではない」としている。>

 取り上げるも何も、4月とはマスクの供給状態が大きく変化している中で、この政策をどう理解したら良いのか説明してほしいくらい
 今のところ、官房長官の「問題無い」という定形コメント以外は、擁護の意見が見当たりません。虎ノ門ニュースやニュー速通信社あたりはどうかな。特にニュー速は上念司さんの解説がわかりやすくて好きなのですが、見切りをつけて辞めてしまい残念です。

 おそらく、4月の時点で8月末までの随意契約をしたのでしょう。それは朝日の記事からも伺えます。生産ラインを回さなければならないので、ある程度長期の契約にしないと工場は受けられない。
 そのために、トータルで1千億円の税金が使われるわけで、その必然性をまずは政府が説明すべき。この給食・掃除当番マスクが介護施設や保育園にどれだけ使われているかという調査も必要でしょう
 ちなみに、先日行った墨田区の保育園では、誰もこのマスクをしていませんでした。保育士さんは全員が不織布のマスク。厳しい予防が求められる施設こそ当然でしょうね。
 完全に失敗だった政策が、途中で見直しもかけられずに遂行されるのは、「インパール作戦」と呼ばれる所以でもあります。田中康夫さんは以前から、「21世紀のインパール作戦で暴走中の安倍政権」と解説しています。それでも、コロナ対策として有効であるという、納得行く解説がどこかでされていたら、こちらでも紹介します。

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