2020年8月23日号。<歴代最長政権へ / エッセイ【お猿のようなスズメ】:漆嶋稔 / 今週の一曲>

<歴代最長政権へ / エッセイ【お猿のようなスズメ】:漆嶋稔 / 今週の一曲>


 おはようございます。ヨロンです。

 昨夜はものすごい雷で、マンションを直撃しそうなほどの光と音が、家の中まで鳴り響いていました。雷を怖いと思ったのは、子供のころ以来ではないか。

 雷が重要な役割を担っている映画は色々ありますが、私の中ではこれ。
『青天の霹靂』
お笑い芸人劇団ひとりが書き下ろした小説を、自ら監督となり実写化した映画で、主演は私が一番好きな俳優の大泉洋。設定はよくありがちなタイムスリップですが、ドラえもんをヒューマンドラマにしてしまう川村元気プロデューサーによって、見ごたえのある映画となっています。

 なんと言ってもこの映画の(自分勝手な)見所は、舞台となった演芸場が、故郷の上田市(長野県)上田映劇だったこと。シネコンの波についていけず、一度は閉館となったものの、なんとか保存していこうと「上田映劇再起動フ?ロシ?ェクト」がスタートし、イベントや映画のロケ地で使われて、存続させていこうという動きになっています。
 私にとっては、子供の頃から親しんできた映画館でした。ヤクザ映画が多かったようなイメージがあるのですが、それでも映劇と言えば上田の文化の要。それこそ、『ニュー・シネマ・パラダイス』の映画館のような華やかさと存在感がありました。
 大泉洋さんは大の上田ファンというのも嬉しいところ。私よりも良く飲食店を知っていて、ラジオで上田愛を語っているのがYouTubeで聴けます。

『青天の霹靂』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=gN1MG4zGJ_8
Amazonプライムはこちらになるので、興味のある方はぜひご覧ください。
https://amzn.to/3l3QF9f

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