2019年10月7日号。<昭和の大投手逝く/関電事件で同和利権の展開~タブーとして葬られてしまうのか>

 おはようございます。ヨロンです。

■昭和の大投手逝く

 金田正一さんが亡くなりました。86歳でした。
 「野球博士」と言われて調子に乗っていた小学生の私は、『巨人の星』に登場した金田投手に興奮し、憧れの選手のひとりとして、その後も記憶に残っていました。
 金田投手といえば、長島デビュー戦での4連続三振がいつも取り上げられます。これは1958年だったので私が生まれる前。すでにこのときに182勝もしていたのですね。
 このときのエピソードとしては、これは知りませんでした。
<長嶋茂雄デビュー4三振 金田正一が負けられなかった理由>
https://www.news-postseven.com/archives/20170331_505155.html
<「胃がんに侵された親父を東京の病院に入院させるため、名古屋から呼んでいた。親父には病気のことは知らせておらず、開幕戦を観てとても喜んでくれた。その夜、親父や弟たちとささやかな宴を開いた。翌日から親父は入院し、1年後にこの世を去った」>

 現在、長嶋茂雄さんは83歳、王貞治さんは79歳。そして、今でも毒舌が話題になってしまう張本勲さんも79歳。昭和の野球少年がワクワクしてテレビにかじりついていた昭和の大スターも、人生の最終コーナーを回っていると言ってしまうと不謹慎でしょうか。
 金田さんが、どのような晩年を過ごされたのかわかりませんが、やはり自分にとってのヒーローは、大往生出会ってほしいと勝手に思っています。夢をありがとうございました。
 そういえば、金田といえばもうひとつ。全日警のCMがあります。デジタル世代になってもアナログの4:3のアスペクト比のまま、「ピアノ売ってちょ~だい」のタケモトピアノと同じように無理やり放送していましたが、これはどうなるのかな。
 タケモトピアノは、番組CMが埋まらないときに頼むと受けてくれるという噂もありますが、それでもCMを作り直さなかったのは、財津一郎さんの若いころの姿を出したかったのでしょう。すでにアイコン化しているCMをわざわざ16:9に作り直す必要も無いと判断したのかもしれません。
 全日警のCMも、金田正一さんの姿を風化させたくなかったのではないか、と以前考えたことがあります。まったく異なるコンセプトで作る必要がなければ、同じものを流し続けるというのは、マーケティング的にはありなのかもしれません。ちなみに、財津一郎さんは、現在85歳。まだまだCMとともにお元気でいて欲しいお思います。

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