2020年4月28日号。<逃亡の旅 第37回 ~梅田に逃げる~:花房観音 / パルスオキシメーターの有効性 / 怪しすぎる「ユースビオ」の正体は?>
<逃亡の旅 第37回 ~梅田に逃げる~:花房観音 / パルスオキシメーターの有効性 / 怪しすぎる「ユースビオ」の正体は?>
おはようございます。ヨロンです。
昨日は、動画を撮影しなければならなかったり打ち合わせがあったりして、事務所に行って仕事していました。
自宅での作業を効率化して籠もることができるように、以前使っていたAppleの「Thunderbolt Display」という、27インチのディスプレイを持ち帰るという目的もありました。
このディスプレイ、重さが11キロあります。11キロというと大したこと無いように思えたのですが、箱に入れて取っ手を持つと、30m歩くだけで指が千切れそうになります。しかも外は雨。
軍手をすればよかったとか、キャリーを用意すればよかったとか後悔先に立たず。八甲田山を進軍するように30m歩いては止まり、閑散とした駅を乗り継ぎ、なんとか自宅に着いたときは、両手の指が酷いあかぎれのようになっていました。
早速設置すると、いきなり世界が広がったように感じられて快適。無線ルーターも事務所から持ってきた新しいものにしたので、60~100Mbpsほど確保できるようになり、自宅用として使っている7年前のMacBookProでも問題なく作業できるようになりました。
これで、注文中のパルスオキシメーターが届くGW明けまで、半蔵門には極力行かずに乗り切るつもりです。
今後1年以上は感染の可能性の中で過ごすことになりそうですが、そのまま閉じこもっているわけではありません。徐々に日常が戻ってきて、インフルエンザ並の付き合い方をしていく時が来ます。今後注意するのは、感染したあとに急激な重症化を察知して、対処するタイミングを間違えない、ということ。
医療の専門家ではないので何か補足があればいただきたいのですが、症状が無くとも入院しなければならないタイミングを見つけるのに、血中酸素濃度を計ると良いという話があります。
<コロナ「突然重症化した人」の驚くべき共通点>
https://toyokeizai.net/articles/-/346423
<新型コロナ肺炎を患う患者をより多く迅速に特定し、それらの患者をより効果的に治療するひとつの方法がある。その方法では、病院または医院でのコロナウイルス検査を待つ必要はない。普及型の医療器具を使って無症候性の低酸素症を早期に発見することが求められる。その器具とは「パルスオキシメーター」であり、ほとんどの薬局で処方箋なしに購入できる。>
パルスオキシメーターは、事務所前の薬局で聞いてみると取り寄せになるといいます。Amazonで検索しても、「3~4日で発送」とあるものでも到着は5月10日ごろ。それまでは自分が重症化しないことを信じて気をつけているしかありません。あとは、やはり免疫力アップですかね。
昨日、一気に検索キーワードの上位に上がった単語がありました。
「ユースビオ」
妊婦向けに配布された「アベノマスク」の製造企業4社のうち、公表されなかった1社がこの「ユースビオ」ということが明らかになり、どんな会社かと一斉に検索されました。
ご多分にもれず安倍首相や政府との癒着が取り沙汰されましたが、いつもと同じく安倍さんも官房長官も全否定。登記の場所に事務所は無く、定款は書き換え中という怪しさであるにも関わらずウヤムヤで終わりそうです。
怪しすぎるということはありますが、私はそれほど悪質な癒着は無いと思います。安倍さんも全く関与していないでしょう。モリカケならいざしらず、今はそんな余裕は無いはずです。役人が繋がっていたということはありそうですが。
この件に関しては、デイリースポーツの記事が詳しい。野球が無いから取材の余裕ができる……とは言いません(笑)。
<アベノマスク4社目・ユースビオ社長 政府との癒着の噂全否定、脱税有罪も激白>
https://www.daily.co.jp/gossip/2020/04/27/0013302814.shtml
樋山茂社長に電話インタビューして、詳細を聞き出しています。
当事者への取材であって、どのような過程と理由で納入業者に選定されたのか、という根本的な問題には触れていませんが、真っ黒に見えるこの件も、どこまで広がるのか見えません。選定過程が明らかにならなければ、状況が怪しすぎると言うだけで終わるような気もしています。
星野源さんの「うちで踊ろう」は、もう聞き飽きたと言う人もいるでしょう。私もそうですが、こんなものを見つけてしまいました。アース・ウインド&ファイアーの「September」とのリミックス。とても良くできています。
ここでも何度か紹介した SP-808 とか MS-1というデジタルサンプラーは、まさにこのようなリミックスに最適な機器で、25年ほど前は開発しながらこのような作品を何曲も作っていました。傍から見ると遊んでいるようにしか見えなかったかもしれません。
うちで踊ろう + September [EW&F]
https://www.youtube.com/watch?v=7ygSvoEChyI
観音さんの「逃亡の旅」。待ち合わせというと、なぜか夕方で西日が差しているところが浮かびます。今日も切ない…。
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逃亡の旅 第37回 ~梅田に逃げる~
花房観音(小説家)
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