2020年5月27日号。<コロナ禍で見落としがちなこと / 私はなぜ麻生太郎が大嫌いなのか:倉山満>
<コロナ禍で見落としがちなこと / 私はなぜ麻生太郎が大嫌いなのか:倉山満>
おはようございます。ヨロンです。
緊急事態宣言解除後の都内。私は午前11時ごろと午後9時ごろの、比較的空いている時間帯に移動していますが、席がほとんど埋まるくらいの乗車率となっているように感じます。
テレビの映像を見ていると、通勤時間帯はかなりの混雑が戻っていますが、ラッシュ状態での感染拡大は今までも認められていないこともあり、それほど心配する必要はなさそうに思えます。9割以上がマスクをし、手すりやつり革に極力つかまらず、手洗いうがいを徹底している今は、より感染リスクは減っているのではないかと思います。
引き続き油断は禁物ですが、今まで感染が見つかった経路や場所での予防を徹底し、個々人の手洗い習慣を続けることで、第2波、第3波と呼ばれる感染拡大の波の抑えられると思うのは、甘く見すぎでしょうか。
昨日は、1時間弱で終わると考えていた打ち合わせが、なんと4時間半も続いてしまいました。ほとんど打ち合わせというよりは、近況報告や議論。
この1ヶ月で急遽決まった日本郵便のプロジェクトに、外からほんの少し関わることになりそうなので、その打ち合わせを行いました。
<日本郵便のマスコットキャラクターぽすくまとアマビエ様のコラボ企画>
https://www.cheer-lead.com/post/__002
関わると言っても、ほとんど見ているだけです。
広報プランナーの石山城君と、元グラビアアイドル(と書くといきなり品位が下がりそう)の小阪有花さんを中心として、Netflixで始まるアニメのイラストレーター井上菜摘さんなど、強烈な個性のメンバーが集まって仕掛けるプロジェクトなので、来月ぐらいにはこちらでも詳しく紹介できると思います。
コロナ禍では、どうしても苦境に陥っている業種に報道が集中するので目が行きがちですが、オンライン会議や講義関連のツールやサービス、Uber Eats や menu(https://service.menu.inc/)といったデリバリーサービスなど、急激に業績を伸ばしている企業も多くあります。
そして当然、コロナとは関係なく新しいことにチャレンジしている企業もあるわけで、先の見えない状況で不安が蔓延してきている中で、こういった事例を紹介していくことも大事なのではないかと考えています。
お知らせです。明日の血気酒会は私の都合で一日延期し、明後日の29日(金曜日)に行います。ちょうど予定していた時間に仕事が入ってしまったので、一日ずらしてもらうことにしました。都合のつく方は、ぜひご参加ください。
宅飲み推奨企画としてのオンライン飲み会は今回で終わり、6月からはまた従来の形式に戻ります。
国会関連では、自民党ワーキングチームが9月入学見送りを政府に提言するといった建設的な議論が行われているかと思えば、黒川氏の処遇をめぐる茶番も続けられています。
第一次安倍政権で「賭け麻雀は賭博罪である」とはっきりとした見解を出しているのだから、それにのっとって処分すれば一発で終わるのに。
ズルズルと「官邸の意向」に省庁が振り回され、官僚が嘘をついてまで尻拭いをさせられている状況をどれだけ見てきたことか。「全く問題ない」「適正な処理を行っている」「説明責任を果たす」が虚しく繰り返される場面は今も変わりません。
こうした不毛なやり取りが発生することで無駄な国会審議が行われ、それがスタンダードになっってしまい、国民の政治離れは加速していきます。政治の私物化が続き、野党が追求しても「いつまでそんなことをやっているのか」と国民がウンザリする状況は、平時だからこそ許されてきました。
有事となっている今は、根本から考え直す時期なのではないか。
などということを、森雅子法務大臣を見て「これだったら別にロボットでいいじゃん」と思いながら考えていました。
さて、一番緊張する水曜日。倉山さんからの原稿が届くとドキドキします。こんな気持はどこかで感じたな、と思い起こしてみたら、勝谷さんがキレッキレだったころでした。
もちろん、勝谷さんとは言っている内容は異なりますが、モヤモヤした気持ちや「これはどうなんだろう」という漠然とした疑問に振り下ろされる大鉈のようなことばは、忘れかけていたものなのかもしれません。
それにしても、今回もハラハラだなあ。判断は読み手におまかせします。当然賛否はあるでしょう。それが正常な姿だと思います。
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私はなぜ麻生太郎が大嫌いなのか
倉山満(憲政史研究者)
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