2021年8月6日号。<肝いりデジタル庁は大丈夫か / 三耕探究(第46回)「特許条例」:大塚耕平>

<肝いりデジタル庁は大丈夫か / 三耕探究(第46回)「特許条例」:大塚耕平>

 おはようございます。ヨロンです。

 現在、広島では平和記念式典が開かれています。
 原爆投下から76年。今はオリンピックが開催されていて、バッハ会長が献花したこともあり、世界に向けてアピールをする絶好の機会だと思うのですが、ここでも政権の情報発信のマズさが露呈しています。

 菅総理も式典に参列しているのに、総理のTwitterでは金メダルを祝福するツイートがスタッフによりルーティン作業として発信されるのみ。昨日は注目の卓球女子で銀メダルもとったのに、なんで金メダルだけ祝福するのでしょうか。それで高感度が上がると思っているとしたら、とんだ見当違いで、最近は「金メダル、おめでとうございます!」とつぶやくたびに軽く炎上する始末。

 菅総理自身は悪くないのですが、情報発信については体制づくりの責任があります。
 下がり続ける支持率をなんとか上向かせたいということで、オリンピックやコロナ対策にかけようとしているのはわかるのですが、どうしてもチグハグな迷走状態になってしまう。
 起死回生の政策となるはずのデジタル庁は、総裁選や衆院選に間に合わせるべく無理やり急いで進めてきて、来月発足までこぎつけました。ところが、心配なニュースが入ってきたのです。

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