2019年8月20日号。<花房観音の輝いていない日々 第十六回>

 おはようございます。ヨロンです。

 昨日は一日中、講習会の講師と打ち合わせで外に出ていました。事務所内の不用品を片付けるため夜に出社し、倉庫のように置かれている書籍類の位置を動かしました。
 不用品を片付けたのは、現在ライブ配信を行っているリビングを、もう少しスッキリさせるためです。今週木曜日の『新・血気酒会』から微妙に雰囲気が変わるはずなので、もしご覧いただける場合は、背景の変化にも気をつけて見てください。

 勝谷さんが亡くなってから、貪るように本を読んだり、映画を観たりしました。そのほとんどは、外出時の電車の中だったのですが、3月ごろからは選挙があったのと、目の調子がおかしくて電車内では極力目をつぶっていたので、観ることはありませんでした。
 選挙が終わり、目の調子も良くなってきたので、そろそろまた映画でも観ようとしたところ、話題の『全裸監督』の放映が Netflix で始まりました。

 村西とおる監督はツイッターでフォローしていて、ひとりの「にんげん」として興味があり、山田孝之さんは怪優として注目していたので観ないわけにはいきません。
 ところが、休日に家にいられるときも、最近はほとんど寝ているので一気に観るわけにはいかない。何より恥ずかしい。電車の中では、それこそ隣に女性が来ようものなら、変態にみられるのではないかとドキドキして観られません。
 それでも、なんとか第7話まで来ました。「結局見てるんかい!」と突っ込まれそうですが。

 いやあ、すごい。考えてみたら、昔はテレビでもベッドシーンを普通に流していたし、おっぱいだってポロンポロン出ていましたよね。黒木香さんが「朝まで生テレビ」に出演したときは見ていました。「芸能人水泳大会」では、必ず騎馬戦が行われて、ビキニの女性が上に乗り、「さあ、お父さんのお待ちかねタイムですよ」というアナウンスのあとに「ポロリタイム」がありました。

 最近のテレビが面白くないのは、こういうタブーが多すぎるということがあるのかもしれません。
 以前は、サスペンスでも、だいたい決まった時間に露天風呂のシーンがあって、ヌードが出てきましたよね。最近はどうなのでしょう。

 今、『全裸監督』が話題になり、おそらく大ヒットとなっているのは、こうした昭和的な映像を潤沢な制作費で再現できることもありそうです。
 そう考えると、観音さんの歴史小説はテレビでもいけそうですが、官能小説は Netflix のコンテンツに向いていそうです。
 サブスクリプションの映像サービスは、他に Hulu や Amazonプライムなどがあり、日本でも WOWOW が頑張っていますね。
 Netflixは、日本的な変な自己規制が無く、オリジナルドラマ作品の割合が一番多いので、『全裸監督』の海外での評価次第では更に続きそうです。すでに第2シーズンも決定したとか。観音さんやトーラさんの作品を、山村美紗さんのサスペンスのように観られる日が来たら良いですね。

—– : —– : —– :

 花房観音の輝いていない日々 第十六回

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

既存ユーザのログイン
   
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!