2020年9月17日号。<政治家は「顔」が命 / 一芸百芸 ~心に残る「愛の告白」。日本語の美しさ~:水島二圭>
<政治家は「顔」が命 / 一芸百芸 ~心に残る「愛の告白」。日本語の美しさ~:水島二圭>
おはようございます。ヨロンです。
慌ただしい日々が続きます。
私は電話が苦手、というか大嫌いで、1分以上話していると発作が起きるほど。これほど暴力的なコミュニケーションツールは無いと思っています。
これはおそらくプログラマーだったころの名残りで、プログラミング作業は長時間集中して行うので、電話で中断されると頭の中を戻すのが大変なのです。画家が集中して絵を描いているときに、横で関係ない話をしているようなもの。作家でも同じ。音楽家も。
そんな電話嫌いを公表している私にも、メディア関係者や政治関係者は容赦なく電話してきます。この人たちは自分の都合が最も大切なので、「直接電話で話すのが一番時早い」と思っているから。相手が、電車の中とか、トイレの中とか、大事な商談中とか、噛み切れない肉を噛んているとか、風呂に入ろうと全裸になったところだとか、ベッドの中とか、そんなことはお構いなしです。
普段、一週間に2~3回しか電話がかかってこない私に、昨日は一日で5回も電話がありました。
それは、すべて仕事関係の年配の女性。「菅さんには以前お世話になったけど、良い人なのよ」「平井卓也さんを紹介してもらえないかしら」「高橋さん、昨日***にいませんでしたか?テレビに映っていたの見ましたよ」「あのビデオのこの部分は良いと思う」……などなど
もちろん、短く終わる連絡事項や緊急の用件は仕方ないと思いますし、「今話せますか?」と最初に言ってもらえればなんとか気持ちを落ち着かせますが、何の用事かわからないまま30分も話されると、徐々に無愛想になり、「はあ…」しか返しません。それでも話し続ける人もいます。
話の多くは、菅新政権について。良いか悪いかよりも、これからどう関わっていくか、という話が多かったのです。
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