2022年10月18日号。<「丁寧な仕事」が胸を打つ / 逃亡の旅 第96回 ~福島に逃げる その2~:花房観音>

<「丁寧な仕事」が胸を打つ / 逃亡の旅 第96回 ~福島に逃げる その2~:花房観音>

 おはようございます。ヨロンです。

 NHKの朝ドラ『舞いあがれ!』を見ながら、毎回目頭を熱くしています。
 五島の美しい海は『ちむどんどん』の沖縄ほどではなく、主人公の思いつきで振り回される周囲、突飛な展開、都合良すぎる偶然、そしてどうしようもないダメ人間の登場人物は出てきません。
 それでも毎回胸を打つのは、やはり脚本と演出、そして俳優たちの演技にあるのだと思います。「心の機微」を丁寧に描いているということなのでしょう。
<【舞いあがれ!】登場人物は普通の人々、物語も劇的ではない…それでも視聴者の胸をうつ理由>
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/10180601/?all=1
<それなのに観る側の胸を衝く。桑原亮子さん(42)が脚本で登場人物たちの哀歓や心の機微を描き、それを出演陣が丁寧に演じているからだ。映像も美しい。
 また桑原さんがつくっている「余白」が絶妙で、これも観る側の心を打つことにつながっている。余白は桑原さんが説明的場面を極力避けることで生まれている。また、塔短歌会に所属し、歌人としても実力者である桑原さんには冗長と思えるセリフがなく、それも余白を生んでいる。>

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